税理士が夕食作りに思うこと

物価高に思う

横浜市港北区のグリーンライン高田駅にあります、なかじま税理士事務所の中嶋雄一郎です。

久しぶりに夕食を作りました。
一時期食事作りに凝った時期があって作ることは好きなのですが、独立してからはめっきり作ることも減ってしまいました。
作るといっても家族が体調を崩していたり、急激に気温が下がったこともあって鍋にしました。
鍋なので作るといっても具材を揃えて切るくらいのことです。

買い物に行くと、やはり何もかも高くなったことを実感します。
季節的なものも影響しますが、ネギが高い、大根が高い、お肉も高い、と気軽に買い物かごに入れられないお値段です。
とはいっても、もともとが安かったので適正価格になっていると言われたらそれはそれで納得できなくはないです。
需要と供給で成り立っている以上、高くても買う人がいればその値段は適正価格となるわけで、値決めの重要性を考えたりします。
生産者の方々はもちろんスーパーの販売の方も、大事な衣食住を支えていただいていることに感謝感謝で、末永く継続して地域を支えていただけることを心から願っています。

いくら賃金が上がっても物価高がそれ以上であれば、生活は苦しくなり消費者として大変な気持ちもわかりつつ、経営側から見たら給料をどこまで上げるかは慎重になるわけで、なかなか難しい問題であります。
コロナで世界が止まった時においても、内部留保があれば雇用をそして会社を維持できました。
内部留保の重要性もわかっているだけに、最近の物価高には考えさせられてしまいます。

試食販売に思う

普段買い物に行く時間が遅いからなのか、随分久しぶりに試食販売している現場に出くわしました。
すっかり忘れていましたが、コロナ前は試食販売が行われていたのですよね。
ふと、試食販売を委託されていた会社はこの数年間大変だったろうなと想像しました。
コロナ真っ盛りの間、飲食店、イベント、観光など多くの会社が苦労されました。
様々な助成があったとしても、やはり先行きが見通せない中で、継続か撤退か、など複雑な思いを抱えていたことと思います。
税理士業界にいる身としては、ゾッとはしたものの、融資や給付金のお手伝いをすることで多忙な日々を過ごしていました。
震災やリーマンショックなど、節目の中で経営者の皆様のお役に立てたことは、この仕事をしていてよかったと思える期間でした。
困難な時期を乗り越えて、また元通りの生活になりつつあります。
夏の音楽フェスやアミューズメントパークも観光も盛況で、以前の活気に満ちた場になっています。

何年かに一度、自分たちではどうしようもないハプニングが起きることは間違いないのでしょう。
それに備えつつ、いざというときに冷静に対処すること、時代に合わせて変化していくことで生き抜いていかねばならないことを感じています。

人生百年時代に思う

そんな時代の中でいつまで仕事をできるだろうかと考えました。
理想は、仕事をしながらぽっくり逝きたいです。
ただ、体や頭が思うように働かなくなる時が来るのでしょう。

実は最近ひざを痛めて歩くのがつらい状況になってしまい病院に行きました。
年齢的なものの初期症状と言われて結構ショックでした。
この体とまだまだ一緒に生きていくことを考えると、ちょっと絶望的な気持ちになりしばらく落ち込んでいました。
今はすっかり痛みはなくなりましたが、やはり、傷めないように少し慎重に行動するようにしています。
職業柄特に脳の働きにも注意しなくてはなりません。
ミスをして周りに迷惑をかけるのは嫌だなと思う反面、年齢を重ねたからこその重みのあるアドバイスもできるのではないかとも思います。
人生百年時代と言われていますが心身ともに健康であってこそですね。

災害や戦争など、不確定要素による障害があることを思うと将来設計というのは難しいのかもしれません。
それでも、生きていかねばならないという根本に向き合って、しっかりと生き抜きたいと、そしてお客様の支えになりたいと思っています。

編集後記

今回は税理士として考えた独り言をつぶやきました。
私はこんなことも考えている税理士ではありますが、税理士選択の一つの判断材料となって、興味を持っていただけましたらぜひお仕事のお問い合わせをいただけますと幸いでございます。